2018年8月10日金曜日

ディスカッションについて

寒さで目が覚めました!伊藤文子です。
現地8月9日(木)曇り時々雨。16度。

今日は6月から進めていたKofteのデザインについて
Jondal近郊の手工芸関連の皆様とお話あいでした。

毎度の事ながら、ノルウェーの人々は言いたいことをいうので、
話し合いとなると本当に頭も心も疲れます。
この企画立案についての話し合いだったので、それはそれで
全然いいんですが、、、。
話を聞いていて、思いつきがあってももなかなか
話に入れなかったり、わかんないよ!となっても
どんどん話が進んだりと、やはり疲れます。

そして、ノルウェーでのディスカッションでいいところは
言いたいことをみんなが言う!というのは誰でも平等でいいと思います。
しかし、誰も彼も言いたいことをいうので、
こちらの想定していいない方向にことが進むことも多く、
そうなると、企画自体の本筋はどこへ行ったの?
となることもしばしばです。
そうなると時間もエネルギーも無駄に使った気がしてしょんぼりします。
留学時代によくそうなっていたのを思い出しました。

この場合はどれだけ自分が柔軟に対応できるか、または
どれだけ信念を曲げないかということが重要で、
それをノルウェーで対等にするというのは本当に難しいです。
私にはできない芸当なので、ノルウェー人と一緒に働いている人は
本当にすごいと思います。

日本人は慮ることが多いので、わかりにくい部分もあります。
だからうまくいくこともあるし、いかないこともあるとなると、
どこにいても一長一短なのだなー、、、と思います。


たくさん描いたのにボツるかも!と言う瞬間でした。


何はともあれ、これからも作ろうと思うのでした。
ではまた!