2018年8月21日火曜日

お買い物ベルゲンDVD

よく寝て、よく食べる、いとうあやこです。
現地8月20日(月)、久々の晴れ!

ウィークデーにベルゲンにいることが無かったので
なんだか珍しい気分です。
私用は昼頃済ませて街へ繰り出します。


月曜日は、これまた行きたいと思っていた美術館が空いておらず、
お金もないのに、ショッピングです。
Jondalは本当に田舎なので、欲しいものがすぐに手に入る環境ではありません。
私はそこが好きなんですが、不便といえば不便極まりないです。
なのでBergenに来たら、ショッピングを楽しみたいのです。

街中は以前あった店がなくなったり、別の店になったりと色々と
マイナーチェンジしております。
DVD、Blu-ray、レコードが揃った店があったので、
以前からずっと欲しかったDVDを思い切ってたんまり買い込みました。
本当はBlu-rayが欲しかったのですが、日本と仕様が違うので、
今回はDVDで我慢。

ジブリ勢揃い

絵や絵本の表現でなかなかうまく伝わらないなと思うことが多くて
日本発のジブリはどんな翻訳になっているのか、とっても気になっていました。
ノルウェー語の勉強にもなるのでと、買い込みました。

とりわけ、千と千尋の神隠しやかぐや姫の物語などいかにも日本人特有の
世界観が表現されているものに関しては興味があります。
ノリーカ を作っていて、私の表現はとっても日本人的だと思うことが
多く、これをどう伝えようと本当に苦労したからです。

雅、おめでたい、もったいない、と言う感覚や、八百万の神さま、妖怪、
お化けなどの捉え方まで何をどう伝えて共有できるかいつも思い悩みます。
本来日本人の持っている美徳というのは世界の中でも稀有で
繊細で優しく美しい物ではないかと常々感じています。
わざわざ欧米に合わせなくてもいいんではないかと思うほどです。
ただし、広い視野を持ち、経験したり、感動することは大切です。
その観点から、ジブリ作品をノルウェー語で見てみたいと考えていました。

作品を通して何か伝えると言うのは簡単ではないですが、
私がノルウェーと日本の間で共通して伝えたいのは
「温かい」と言うことです。
それは命そのものの輝きとか愛情とか、
生きていれば誰しも持ち合わせている大切なものような気が
今はしています。

私は自分自身めんどくさい人だなと常々思います。
いつもお付き合いいただきありがとうございます!

ではまた。
Takk for alt!