2018年7月9日月曜日

絵本ノリーカのひみつ その4

Noli-ka er en tegneserie inspirasjon frå KristiAveVev i Hardanger.
Eg har fant mange fine motivene frå
Kristi Skintveit og Johann Hartman Sand.
De har gitt hjertevarme for meg og Noli-ka boka!
Du kan sjå på foto av utganpunkt til boka.

3日間くらいで絵本一冊描けたらいいのに!いとうあやこです。
現地7月8日(日)晴れ20度。

今日もノリーカの秘密を公開です。
秘密らしい秘密でも無いのですが、
創作秘話と言うものだと思われます。

私はノリーカを制作するにあたり沢山の
モチーフを探しました。
絵本の中に出て来る景色や小物にはそれぞれ
基礎となったものが存在します。

クビットくんの基礎

クビットくんは男の子の木馬です。
一作目の中では割と重要な役割を果たしています。

ノルウェー語の名前ではシルケクビットとなってますが、
日本語にするにあたり短くしました。
シルケクビットをわかりやすく言うと、シルキーホワイトです。


これもまた、お話の挿絵にあるテーブル。

全く同じ形ではありませんが、
このテーブルがベースになっています。

この2つはどちらもJohann Harman Sand氏が作ったもので、
もともと大工であった彼の木彫作品のひとつです。

Johann氏と私は不思議と異常に気があうので、それだけでも
奇跡だなと感じています。
これはひとえにJohann氏の人柄によるところが大きいでしょう。

クロックブラグドという種類の織物

こちらは伝統的な織物のひとつで、十字模様のタペストリーです。
絵本に載せる際は十字の部分だけやたら大きくしてわかりやすくしました。



ヨンダルのお土産といえばこれです。
そもそも寒い国なので、毛糸の靴下はかなり重宝します。
夏でも冬でも室内ばきに最適。

テキスタイル関連はKristiの手作りです。
このどれも絵本の中に見つけることができます。
絵本をお待ちの方には、ぜひ見比べて楽しんで欲しいものです。



ではまた!