2018年7月29日日曜日

Bøを訪ねて その2

Bøの水は甘かった、伊藤文子です!
現地7月28日(水) 局所的豪雨と晴れ、そして雷雨。

さて昨日に引き続きBøに滞在しております。
昨日は民泊に1泊しました。
田舎の農場でひとりで泊まるには贅沢な場所でした。
運が良かったようでホストさんにはよくして頂いて、
お夕飯まで頂いてしまいました。とっても贅沢でした。

夕飯無料!運がいい!!

今日は先日Jondalにもきてくれたみきさんに伴って
カフェでご飯を食べつつ、その後、
またハーディングフェーレの工房へ。
なんか2度手間になって原さんには申し訳ないなぁと思ったのだけど。

カフェで飲んだアイスコーヒーが美味しかった!

カフェではみきさんのお友達も紹介してもらって楽しい時間です。
彼女のお友達は日本語の堪能なノルウェー人でそれもまた新鮮でした。
田舎で暮らすという経験と都会に暮らすという経験では
人に会う頻度もかなり変わるようです。
工房に着くなりいろいろ見せてもらいました。
たくさん道具があったので本当はゆっくり全部聞きたかったのだけど、
なんとなく遠慮しがちになってしまって聞き逃した感がたっぷりあります。
どうやら私は作ることや修繕など最終段階まで行くための過程に
大きな興味があるようです。
ベースがしっかりしていないとその先はなりたたないので。


この金属の道具の事だけはちゃんと聞いたのですが、
割れたりしたときにギュッと固定するために使うようです。
抑え込まれている本体の気持ちになるとギプスをつけられているような
痛い所を治してもらえるようなそんな気持ちになってしまいました。
ちなみにこの写真の楽器はそう言った意味で壊れてはいませんでしたが
ご好意でこの道具の使い方を見せていただきました。

そしてここの工房の持ち主Ottar氏にお会いしました。
Hardingfeleの世界では腕利きの有名人の方ですが、
私にはもう、ただただ天使のように見えました。
こんな人がこの世にいて良いのか!そう思うほどです。
あんな人が作ったらそれはもう絶対綺麗な音がでるだろうなぁと。
「Bøの生ける天使」と心の中で勝手にニックネームを
つけてしまいました。

その後みんなで連れ立ってお食事です。
みきさんのお友達のお宅でラザニアをいただきました!

美味しいラザニア!

私は音楽はやらないので、みきさん、みきさんのお友達や原さん
のお話はわからないこともあるし、めんどくさい考え方をするんだなぁ
と思うこともありますが、私の布や色へのこだわりは彼らには
きっと通じていないのねと思うと、みんな似たり寄ったりだとなります。

私はうまく話ができないようで、言葉がおかしいと言われることが
多かったのですが、治し方がわかりません。エレガントを目指さないと。
とにかくよく笑った夜になりました。

ではまた!